FGOのデッキ構築は、手持ちサーヴァントの中から3体(+控え3体)を設定し、その3体がそれぞれ5枚ずつ保有する固有のアクションカード(クイック・アーツ・バスター)を合計した15枚が、プレイヤーのデッキとして構築される。
戦闘に於いては、このデッキ=山札から1ターンに5枚ひき、その中から3枚選択することで、選択に応じた攻撃をサーヴァントが行う。 

この時重要なのは、「一度ひいたカードは使用・未使用 に関わらず破棄され、デッキが尽きるまでそのカードを使用しない」という点である。山札がリセットされるのは、15枚全て引き切るか、サーヴァントが倒れデッキの中身が変化した時に限られる。(2015年末のアップデートで追加されたオーダーチェンジでは抜けたキャラと入れたキャラでカードを交換するため、山札はリセットされない模様)
すなわち、引いたカードを記憶しておくことは山札に残されたカードを知ることと等しく、それにそって戦術を構築することができる。所謂カードカウンティングという技術である。

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このパーティを例として説明する。アルトリア(Q1/A2/B2)、エミヤ(Q1/A3/B1)、クー・フーリン(Q2/A1/B2)の3人で、構成されるデッキはこれらを合計したクイック4枚アーツ6枚バスター5枚の15枚となる。

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 1ターン目にクイック2・バスター3を引いたので、デッキに残るのはクイック2・アーツ6・バスター2の10枚、
2ターン目にアーツ4・バスター1を引いたので、デッキに残るのはクイック2・アーツ2・バスター1の5枚、
そして、3ターン目には予定通り、残ったクイック2・アーツ2・バスター1を引いている。

また、この法則はサーヴァントに着目しても適用することができる。
1ターン目にアルトリア2・エミヤ2・クーフーリン1を引いたので、残りはアルトリア3・エミヤ3・クーフーリン4、
2ターン目にアルトリア1・エミヤ2・クーフーリン2を引いたので、残りはアルトリア2・エミヤ1・クーフーリン2、
そして、3ターン目には 予定通り、残ったアルトリア2・エミヤ1・クーフーリン1を引いた。

次回は、この原則をプレイの中でどう活用されるかについて 言及していく。